[本の紹介] セラピーのためのポリヴェーガル理論 調整のリズムとあそぶ デブ・デイナ著 花丘ちぐさ訳 春秋社

「ニューロセプション」とは、無意識下での神経の体験。知覚はされていない。安全か危険か生命の危機か。人は無意識下で生命の危機を体験すると、「神経系が防衛を中心とする偏向した状態に再調整」される。それは、「生き残りをかけて反射的に採用した適応的な方法」で、「神経系に深く染み込んで」しまう。そして、「人とつながるパターン」は「防衛的パターンに置き換え」られる。

生きるためには防衛的でいるしかないのですね。本当は他者ともっとつながりたいのに。

「神経系は、人生初期の体験によって形成されますが、」「共鳴を感じられない体験ばかりしていくと、私たちは生き残ることに関する達人」になる。

でも、もうどうにもならない、というのではなさそうです。「新たな体験によって神経系が再構築されることも可能」ということで、この本は、「神経系をマッピングし、ナビゲートし、再形成する」ことを目指しています。

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